小学生という弱点
- 2020/04/18
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小学生という弱点
勉強の成果を親が把握するというのは、あまり現実的ではないのです。
月に一度のテストの結果で確認する。公開模試の偏差値で確認する。その程度のことしか出来ないでしょう。
優秀な子ならほったらかしでいいのです。でも、多くの人がそうじゃない。中学受験をする親子が全国で
毎年7万人も8万人もいる中で、優秀な子なんて1万人もいないのです。
6万人はそのままの推移で終わるのです。何度も親子でバトルしながら頑張るのに、当初の目標は偏差値60以上だったのに、不本意な結果に終わるのです。
ところが、頑張ったという努力を評価して、結果をうやむやにすることに慣れているものですから、入塾当初の志望校とはずいぶん違った結果になっても納得するのです。また、塾側も親子のその思考パターンをよく知っているのです。
多くの場合、原因は能力差ではありません。
勉強の途中経過を親が知らないことに原因があるのです。
例えば、大問1番の問題の(1)がマルになっている。でも(2)はバツ。
何がわからなかったのか、もう一度(2)を復習しなさい。
こんなことをやっているのです。しかも誰もこれを止めない。塾も止めないのです。むしろ、「親は関わらないでください」と不思議なことを言うのです。
(2)が解けない原因は、(1)の解き方にあるのです。
大学入試センター試験を覚えている保護者の方ならおわかりでしょう。
マークシート方式の数学の誘導問題。
勝手なことをしていいのではなく、誘導に乗らなければいけない。自分流、別解なんてことは認められません。
(1)の解き方が、(2)を示唆している。
どうでしょう。よく思い出してください。そういえばそうだったと記憶がよみがえりませんか。
(1)の存在意義は、(2)を解くための準備にあるのです。センター試験の数学は実際そうなっています。
しかし、中学受験の算数では、多くの子がマルになっている(1)の解き方を検証したりしないのです。
何もわからない本人はもちろん、親も塾もその子の(1)の解き方に着目しないのです。
算数って、出題パターンというか、「出し方」みたいなものがあります。
A町とB町がこうであるとき、なになにはどうなるでしょう。
これを(1)で問うのです。
次に、逆からくる。
結果がこうであるとき、A町とB町の比を答えなさい。
これを(2)で問うのです。
この出し方、何度も見たと思いませんか?
ところが、多くの子が(2)を解くとき、なんと!「頑張って考える」のです。
いやいや、そこは(1)と同じ式を立てようよ。横からそう言うと…、
「この問題は、逆にA町のことがわからないから」というのです。
そこは未知数(xや□)にして立式をし、(1)と同じように考えないといけないのに、まるで別問題のようにイチから考えるのです。
誘導問題は、正解している(1)の解き方こそ点検しなければならない。
高校生なら知っているこの常識を、小学生であるためにまだ知らないのです。知らないのに頑張っているのです。小学生の弱点を突かれているのです。
これは誰かが教えてあげないといけないと思いませんか。
だからこそ、1問1問一緒に解き方を確認し、そのとき頭の中で何を考えているかを教え、何に着目して勉強するべきかを伝える動画配信に踏み切ったのです。
親がそこまで手が回らないというのは当たり前。子どもと同じ時間を過ごすわけにいかないでしょう。
それを桜井信一の下剋上受験塾が代行しようというわけです。
テキストの中からポイントだけを抜粋して解説しているのではありません。テキストの全ページ、全問を一緒に勉強する動画です。
ご入塾された皆様は、ぜひ、大手塾の授業動画と見比べてください。
わかりやすいと評判の有名講師の授業とは、圧倒的な差だとわかるはずです。
四則計算が出来なかった親子が、短期間で難関中学の算数を攻略することができたのは何だったのか。気づいていただけると思います。
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2020.4.18
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