下剋上受験

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『自宅学習での結果がなかなか出ません。』に回答中～。

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【今日のテーマ】
 障害物競走


【開催延期のお知らせ】
3.22（日）第2回 桜井算数教室 月イチ講座2020 ―― 新型コロナウイルス対応［2020.02.26掲載］

今回の新型コロナ騒動で、「学校も塾もお休みでちょうどよかった～」という人と、「お勉強、遅れたんじゃないかしら」という人がおられるでしょう。

２月時点の学習状況がどうだったかによりますよね。

ところで…。

これ、塾業界も頭が痛いところですよ。

規模にもよるでしょうけれど、月謝収入が２か月ないとやっていけないところが出てくるでしょう。

中小企業を例にとると、２か月連続で売り上げがなかったらもたないところが出てきます。売り上げがなくても、事務所の賃料、従業員の給料、維持費、税金などはかかります。会社って意外と余分にお金を持っていないものなのです。

塾も同じ。

今年度は生徒が2割減りましたー！というだけで大騒ぎなのに、ゼロになりましたー！が2か月続いたらそりゃ大変ですよね。

ライブが中止になったけどチケットの払い戻しはしないというアイドルのファンとは違って、塾の生徒は休みの分まで月謝を払ってくれませんからね。そこまで塾のファンじゃないでしょう。

この売り上げはどこかで取り返すはず。これが問題ですね。

小学生というのは、教えられてから飲み込むまで少し必要なのです。数日経ってじわぁ～とわかってくる子もいます。つまり、教わる時間と自習する時間のバランスが重要なのです。もちろん個人差がある話。

個別指導塾の場合、３月に稼げなかったコマ数をどこかで埋めに来る。すると自習時間が激減する。ここがネックなのです。

なになに？「指導時間の中に演習時間を入れてますから大丈夫です」って…？

ん？待てよ。
指導時間中に自習させるのか？
いや、演習です。
自習と演習の違いはなに？

ということになる可能性があるのです。

塾だって苦しい立場。みんなが困っているからお互いに協力できるところは協力したいのです。

ただ、これは「受験」という一度きりの話ですから、自分の子のメニューをかき混ぜられると困るわけですね。

こんな時もトップ層は影響が少ない。

平均に位置する子たちに大きな影響がくるのです。

皆が初めて経験する危機ですから、障害物競走だと思って走り切りましょう。

そろそろスタートです！

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2020.3.17
桜井信一

３か月がタテに並ぶカレンダーです。便利です。


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